神鉄の4〜9月期、純利益6%増 鉄道と不動産ともに好調

 神戸電鉄が26日に発表した2016年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%増の10億円だった。「有馬・六甲周遊1dayパス」といった企画乗車券の発売などに加え、貸切送迎などに注力して増収だったバス事業が寄与し、運輸事業が増益。今年1月に取得した神戸市北区の物件が寄与した不動産事業も伸び、全体の増収増益につながった。

 営業収益は1%増の116億円、営業利益は6%増の15億円だった。運輸事業の営業利益は8%増の9億400億円、不動産事業の営業利益は8%増の5億1900万円だった。駅売店から転換したコンビニエンスストア「セブンーイレブン」が好調で、流通事業も4600万円の営業黒字を確保した。

 2017年3月期の連結業績予想は従来予想を据え置いた。純利益は18%減の10億円の見通しとしているが、既に半期で達成した。配当計画も年間で無配を継続する予定を据え置いた。
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