神栄、子会社解散で2億8700万円を債権放棄 業績予想の修正なし

【神戸経済ニュース】商社の神栄(3004)は19日、不採算だった子会社の解散に伴い2億8700万円の短期貸付金を債権放棄すると発表した。子会社解散に伴い、回収が見込めなくなったため。このうち、すでに2億4300万円については2021年3月期までに貸倒引当金を計上済み。残額については清算を終える日までに債権放棄を実行する予定だ。このため22年3月期に1600万円の事業整理損を特別損失として計上する。新たに計上する金額が小さいことから、業績予想は修正しない。

 清算する子会社はタイ現地法人のシンエイ(タイランド)。神栄の全額出資で2015年に設立し、タイ市場向けに食品を輸入販売するほか、タイの食品を日本や中国向けに輸出販売する事業も手がけた。ただ十分に販路を開拓できない段階で新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、外食産業の大幅な需要減や、営業活動の制約などが発生。今後の販売拡大が見込みづらいとして清算を決めた。20年12月期の売上高は6000万円、営業損益は4400万円の赤字だった。

 今後は12月までに一部の債権放棄を実施し、22年2月までに連絡事務所を開設。22年4月までに事業撤退を完了する予定だ。その後は清算手続きに入り、23年内に残額の債権放棄と清算を終える予定だ。

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