世界パラ陸上・神戸大会は再延期へ 24年春など、縮小せず開催で
- 2021/11/19
- 14:08

【神戸経済ニュース】来年夏に神戸総合運動公園(神戸市須磨区)のユニバー記念競技場で開催する「神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会」が再延期される見通しになった。19日に神戸新聞や共同通信などが報じ、神戸経済ニュースの取材に対しても、神戸市は再延期について検討していることを認めた。新たな開催時期は2024年春などを検討している。新型コロナウイルスの影響のほか、日本の夏の暑さなどを理由に、世界パラ陸連から延期の打診があったという。(図は大会ロゴ=資料)
当初は21年開催を予定していたが、東京五輪・パラリンピックが1年延期されたのに伴い、世界パラ陸上も22年8月26日〜9月4日に変更された。さらに開催が遅れることになるが、神戸市としても「選手や運営関係者が外部との接触と断つ『バブル方式』などが導入されると、地域住民との交流ができない」として、障害者スポーツの普及に向けても再延期は必要とみている。
神戸市が事務局を務める神戸大会の組織委員会は、12月1日に神戸市役所で総会を開催。延期を受け入れることを決定するとみられる。世界パラ陸上は約100カ国から、選手・関係者およそ2300人が参加する計画だ。延期することで、可能な限り新型コロナの影響を受けず、規模を縮小しない形の開催をめざす。
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