10月の神戸市消費者物価、12カ月連続で前年比下落 光熱費上昇も通信下落で

20211119消費者物価

【神戸経済ニュース】総務省が19日に発表した10月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.7%下落の99.1になった。同指数が前年比で下落するのは12カ月連続。大手の携帯電話会社の格安サービスが今春相次いで始まったことなどから、「通信」が33.7%下落したことなどが影響した。ガス代や電気代が3〜5%上昇したのを吸収した。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に下落した通信料・携帯電話機含む「交通・通信」のほか、「住居」「家具・家事用品」「保険医療」「教育」の5費目だった。半面、「被覆および履物」「教養娯楽」「諸雑費」「生産食品を除く食料」に加え、「光熱・水道」が上昇した。

 全国統計では、総務省が同日発表した10月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は99.9と前年同月に比べ0.1%上昇した。前月比(季節調整値)では0.1%下落した。

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