神戸市の外郭団体、「戦略的な街づくり」で調査機関 民間投資の誘発めざす

【神戸経済ニュース】神戸市の外郭団体でビル管理などを手がけるOMこうべ(神戸市中央区)は、神戸の魅力向上に向けた戦略的な街づくりのための調査機関として一般財団法人「神戸シティ・プロパティ・リサーチ」を12日付で設立したと発表した。12月に事務所を開設する。民間が保有する不動産の情報を調査・収集するほか、一部マネジメント機能も持つことで、民間投資の誘発をねらう。

 駐車場などにしか使われていない民間保有の土地と、高度利用のアイデアを持つ民間企業とをマッチングしたり、歴史的建築物の保全や転用によって地域の魅力向上などにつなげたりといった、地域や街の価値向上に向けたコーディネーター役をになう。このほか他都市の成功事例なども調査研究し、政策提案などにつなげる。

 理事長に三井住友フィナンシャル・グループ(8316)傘下であるSMBC信託銀行の古川英俊・特別顧問が就任。副理事長にはOMこうべの岩崎哲哉社長が就き、専務理事は不動産サービスCBREの元関西支社長である藤本隆博氏。金融と不動産のプロを幹部に迎えた重厚な布陣だ。

 企業の資本金にあたる基本財産は、OMこうべが1000万円を全額出資した。OMこうべは神戸市の外郭団体見直しの一環で、一般財団法人の神戸すまいまちづくり公社と2022年春にも統合する方針。神戸全体のまちづくりと住宅政策を担当する団体と、調査機関でより迅速に地域の価値創出につなげたい考えだ。

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