シスメックス、蘭ソフトウエア会社が契約違反に関する訴訟で控訴

【神戸経済ニュース】シスメックス(6869)は17日、同社と米現地法人であるシスメックスアメリカ(イリノイ州)に対して、オランダのソフトウエア会社が起こしていた訴訟について、第1審の判決を不服としたソフトウエア会社が控訴したと発表した。控訴したのは蘭ロケット・ソフトウエア(ドルドレヒト)で、第1審の際に同社を訴えていた蘭ユニフェイスを合併した承継会社だ。

 ロケット・ソフトウエアは、同社とシスメックスらが結んでいるソフトウエアライセンス契約を、シスメックスらが違反しているなどと主張。総額約3億2400万ユーロ(17日時点で約420億円)の支払いを求めている。第1審ではシスメックスらが契約を守っていると反論。ベルギーの「ブリュッセル企業裁判所」は8月23日、シスメックスの主張をが認める判決を出していた。

 シスメックスは対象のソフトについて、サービスの一部に利用して顧客に販売しており、そのためにライセンス契約を結んでいたという。契約違反はないと引き続き主張し、控訴審でも裁判を争う構えだ。

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