石光商事が急落、10%超の下落 「下期は下方修正」で売り先行

20191231神戸株ワッペン

終値 547円 -63円(-10.33%)

【神戸経済ニュース】15日の東京株式市場では食品の専門商社である石光商事(2750)が急落した。一時は前週末比79円安の531円まで下落した。終値では東証ジャスダックの値下がり率ランキングで5位に並んだ。前週末12日大引け後に2021年4〜9月期決算を発表。同時に22年3月期の連結業績予想を上方修正したが、10月以降で比較すると下方修正になっているとの見方から、コーヒー豆や海上運賃の高騰に円安と、原料高や事業環境の厳しさを警戒した売りが膨らんだ。

 営業利益は新たな今期予想である11億700万円から、上期実績(5億7500万円)を引き算すると下期予想は5億3200万円になる。従来の通期予想から上期予想を引くと6億4200万円で、10月以降の営業利益は下方修正した計算になる。10月半ば以降、外食の営業再開などで業務用食品の需要が回復するとの期待感などから、上げ幅を拡大する展開になっていたこともあり、利益確定の売りを出すきっかけにもなったようだ。

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