神戸製鋼、加古川の火災「鋼材生産に大きな影響なし」 業績への影響は精査中

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は15日、加古川製鉄所(加古川市)で14日に発生した火災について「鋼材生産に大きな影響はない」と発表した。業績への影響は「精査中」としている。

 同社によると火災は14日午前8時20分ごろに発生し、同10時34分に「公設消防」が鎮火宣言した。人的被害はなく、原料を運搬するベルトコンベアの一部が損傷したという。損傷した設備の復旧時期は、現時点で未定としている。

 生産した製品については状況を確認して、顧客に連絡する予定だ。神戸製鋼は消防とともに出荷原因の究明と、再発防止策の作成を急ぐ。

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