神戸天然物化の4〜9月、税引き益49%減 バイオ原料の調達遅れは解消

20211113神戸天然物化

【神戸経済ニュース】受託合成の神戸天然物化学(6568)が12日に発表した2021年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比49%減の8500万円になった。バイオ事業部門で20年10〜12月期から発生した原材料調達の遅れは解消。量産品の製造が順調に進み、増収になった。ただ特別損失として創業者である広瀬克利氏の取締役退任に伴う特別功労金1億円を計上したのが響いた。

 売上高は10%増の28億円、営業利益は13%増の2億2200万円だった。事業部門(セグメント)別の売上高は、昨日材料事業部門が5%増の11億8500万円、医薬事業部門が7%増の10億3200万円、バイオ事業部門が78%増の6億2300万円。バイオ事業部門は量産品の増加で大幅増収になった。一方、新技術の開発や製造合理化を通じたコスト削減も寄与した。

 22年3月期の業績予想は据え置いた。営業利益は10%増の7億円を見込む。9月までの進捗率は32%程度と低いが、同社は第4四半期に収益が集中しやすい季節性があるため、予想の修正は必要ないとしている。

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