ノエビアHDの今期、マスク取れず純利益2%増に 前期は10期連続の増配

20211109ノエビアHD

【神戸経済ニュース】化粧品を製造販売するノエビアホールディングス(4928)は9日、2022年9月期の連結純利益が前期比2%増の65億円になる見通しだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大は足元で落ち着いているが、日常的なマスクの着用は当面継続する影響が出るとみる。前期同様の構図で、口紅などのメイク用化粧品は苦戦する一方、相対的に高採算のスキンケア用製品は伸び、増益は確保する公算だ。

 売上高は14%増の585億円、営業利益は8%増の92億円を見込む。今期から収益認識に関する新会計基準を適用するため、売上高は前期との単純比較で大幅増になる。ただ前期にも同じ基準を適用した場合、売上高の伸びは0.3%増にとどまる。メイク用の減少を、スキンケア用で補う構図で、前年同期並みの売上高確保をねらう。営業利益や純利益への新会計基準による影響は軽微と見込む。年間配当計画は前期据え置きの210円(中間なし)を予定する。

 同時に発表した21年9月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ14%増の63億円だった。マスクの影響でメイク用化粧品が伸びないなかで、スキンケア用製品が伸び、同社全体として採算が改善した。期末配当金は前期比5円増の210円とした。従来予定から5円積み増した。持ち株会社のノエビアHDを設立して以来、10期連続で増配を記録した。中間配当は実施していない。

 売上高は1%減の512億円、営業利益は6%増の85億円になった。コスト削減も寄与した。

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