阪神燃の4〜9月期、税引き益17%増 主機関の販売増で増収

20211108阪神燃

【神戸経済ニュース】船舶用エンジンを製造する阪神内燃機工業(6018)が8日に発表した2021年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比17%増の2億6300万円だった。かねて進めてきた生産現場の効率化を加速するなどコスト削減で、販管費を抑制したのが寄与した。船舶の建造数が増加したのを受けて、主機関(エンジン)の販売が増えた。修理などに使う部分品の販売減を補い、増収を確保した。

 売上高は1%増の48億円、営業利益は15%増の3億6400万円になった。1998年から始まった船腹需要の調整策である「内航海運暫定措置事業」が今年8月末で終了し、自由に建造できるようになったほか、新型コロナの感染拡大以前のように荷動きも活発化していることから、船主の建造意欲は高まりやすい。ただ鋼材価格の上昇が船価に影響しており、建造意欲に水を差しているのが現状という。

 22年3月期の業績予想は据え置き。税引き利益は前期比3%増の3億7000万円を見込む。9月までの進捗率は71%と高いが、事業環境がやや流動的とあって予想の修正を見送った。鉄鋼価格に左右されやすい船舶の建造意欲を、引き続き見極める必要があると判断したという。

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