078KOBEが閉幕 共同実行委員長「運営に若手が増え、期待感たっぷり」

20211108閉会式

【神戸経済ニュース】クロスメディアイベント「078KOBE」が2日間の日程を終えて7日に閉幕した。クロージングセッション(閉会式)で、共同実行委員長の藤井信忠・神戸大准教授(写真左)は今後について「運営するスタッフにも若い学生が増え、新しい078KOBEの胎動が始まりそうな予感がして、個人的には期待感たっぷり」と強調。2017年に第1回を開催した当初とは異なる発想で078KOBEの各種イベントが展開できる可能性に、期待感を語った。

 今回開催したイベントについて藤井氏は「他の都市型イベントに先駆けて、リアルのイベントができるようにした」と改めて述べ、ライブハウスを使ったイベントや、三宮センター街でのイベントが多くの人を集めたことを振り返った。新型コロナウイルスの感染が落ち着いたタイミングの開催で、参加者にも「イベントで楽しむ時間を再確認してもらえたのでは」と語った。

 来年について、インタラクティブ部門を担当したU.(神戸市灘区)の瀧大補代表(写真左から2人目)は「来年はインタラクティブとは何かをもっと突き詰めたい」と意欲を示した。ファッション部門を担当した羊baa(ひつじバー、神戸市中央区)の長井宏昭代表(写真左から3人目)は「ファッション分野といろんな部門がミックスるすることで、もっといろんなデザインが育ち、神戸がアートな街に変わるのでは」と指摘。開催したファッションショーの規模を拡大したいと展望した。

 「もしかして来年の僕の衣装は、すべてVRになって実際は裸なのだろうか」と藤井氏から冗談が飛び出すなど、なごやかにクロージングセッションは進行。広報・発信戦略などコミュニケーションデザインを担当したiC(神戸市中央区)の佐合純代表(写真右)は、「もっと人と人がつながる場所を仕掛けていきたい」という。そのうえで「見ている人も、ぜひ発信する側に」と企画・運営への参加をクロージングセッションのライブ動画の視聴者に呼びかけていた。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告