家次神商会頭、衆院選「安定と実績から継続性ある政策を望んだ結果」
- 2021/11/02
- 02:43

神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長=写真)は1日の定例記者会見で、前日に投開票した衆院選で自民が単独で絶対安定多数を確保した結果について「多くの国民が政治の安定と実績をふまえた、継続性ある政策実行を望んだ結果」との見方を示した。政権には改めて新型コロナウイルス感染防止と、経済正常化の両立を最優先課題として取り組むよう求めた。
ワクチン接種が進み、最終的なコロナの解決策とされる治療薬の開発も「めどが付きつつある」なかにあって、「何よりも求めたいものは、日常を取り戻してゆく出口戦略、大胆な経済対策、成長戦略」と強調。「この着実な実行を政府・自治体に求めるとともに、経済界としても一致して協力する」と語った。
維新が大きく議席を伸ばしたことについては、「新型コロナ対策では(大阪府の)吉村知事がメディアに登場することも多く、地元の信頼が得られたことがベースになっている」との見方を示した。「従来の自公(与党)と立憲民主党などの野党という構図が今後、少し代わる可能性がある」と指摘。「日本を一緒に作っていくというところで、より影響力を出していただけるとありがたい」と話していた。
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