シャルレが急伸、ストップ高 今期の収益上振れで買い殺到

20191231神戸株ワッペン

終値 658円 +100円(+17.92)

【神戸経済ニュース】1日の東京株式市場では婦人下着の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が急伸。取引時間中は制限値幅の上限(ストップ高)である658円まで買い気配を切り上げたまま値を付けず、大引けで5万8800株の売買が成立した。658円の水準には635万株1800株(指し値1万8800株、成り行き633万3000株)の買い注文を残した。前週末10月29日大引け後に、2022年3月期の黒字幅が拡大すると発表したのが買いを集めるきっかけになった。

 連結最終損益は10億円の黒字(前期は13億円の赤字)になる見通しだ。従来予想である2億7000万円の黒字から、黒字幅が拡大する。卸売りや通販で小売りする子会社のシャワーヘッドの販売が想定を上回って推移しているため。関心が高まっている高機能のシャワーヘッドは、収益が縮小傾向にあった衣料品や健康食品類に代わる新たな商品として、当面は収益の支えになるとの見方から買いに傾きやすかった面もあるようだ。

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