久元神戸市長「引き続き緊張感持ち目の前の危機と戦う」 3選決め記者会見

20211101久元神戸市長

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は前日投開票した任期満了に伴う市長選で3選を決めたのを受けて1日に記者会見し、「いまは新型コロナウイルスと戦っている最中なので、引き続き緊張感を持って目の前の危機と戦う」と述べ、現在の取り組みを継続する方針を強調した。あわせて「コロナ後を見据えながら神戸の発展につながるような街づくりをしっかり進めたい」と、3期目への意欲を語った。

 2週間の選挙戦については、新型コロナを巡り「公務をこなしながらの初めての選挙戦だった」と振り返った。1回目は副市長辞職後、2回目は現職ながら期間中は選挙運動に専念した。ただ新型コロナの第6波や、3回目のワクチン接種を意識した対応を進める必要があった。感染対策のための個人演説会を開かず「いつも(有権者に)質問をしてもらうが、そういう機会は少なかった」とも話した。

 3期目の施策も、まず新型コロナ対策から始まる見込み。「3回目のワクチン接種について国から方針が示されれば、スピーディーに対応することが大事」という。「そのうえでコロナ後の社会あるいは大都市の姿がどんなものであるのか想像しながら、震災で遅れていた面がある神戸の街づくりをしっかりと前に進める」と展望した。三宮再開発も、各地の駅前再整備も「できるだけ予定通りに」と強調していた。

 神戸市の最大の課題は「人口減少」だと改めて指摘。「全国的な課題ではあるが、神戸の場合はより強く意識しなくてはならない」とみている。1960年代に計画的な街づくりが始まる前に、無秩序に開発された山麓部で人口減少が顕著。加えてニュータウンのオールドタウン化もある。「腹をくくって、思い切ったことをやっていかなくてはならない」「これまでの取り組みは不十分」と決意をみせていた。

 過去の神戸市長は3期で引退する市長が多い、と記者が水を向けると「4年後のことは想像できない」「まず全力で自分の職務をまっとうすることに尽きる」と述べるにとどめた。

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