ジャンボフェリー、32年ぶり新造船を来秋投入 25年までに2隻とも更新へ

20211030ジャンボフェリー

【神戸経済ニュース】神戸港の新港第3突堤と小豆島・高松を結ぶフェリー航路を運航するジャンボフェリー(神戸市中央区)は29日、22年9月に新造船を投入すると発表した。同航路に新造船を投入するのは1990年に「りつりん2」が就航して以来32年ぶり。25年にも新造船を投入し、現在ジャンボフェリーとして運航している2隻をいずれも更新する計画だ。ドライバー不足や温暖化ガス排出削減などを受けた需要の増加に対応する。(写真は瀬戸内海を航行するジャンボフェリーの船舶=同社提供)

 まず89年に就航した「こんぴら2」の代替船を11月12日に内海造船の瀬戸田工場(広島県尾道市)で起工する。総トン数およそ5200トン、旅客定員620人、大型トラック84台と現在の「こんぴら2」(3700トン、475人、64台)に比べて輸送力が約3割向上する。船体の長さも132メートルと、現在の1.4倍になる。客室のスペースも拡大する計画だ。船体のデザインなどは起工式に合わせて、改めて発表する。

 工事が順調に進めば22年5月に進水式を迎える。これに合わせて船名や内部の客室、船の詳しい設計のねらいなどについても発表する計画だ。完成は22年9月の見通しで、現行船と置き換える。その後「りつりん2」の代替船の建造に着手するが、今回建造する「こんぴら2」の代替船とは異なるデザインになる見通しという。船の環境規制や需要動向などを見極めて、新たな船の仕様を検討する方針としている。

 ジャンボフェリーは「こんぴら2」「りつりん2」の同型船2隻の船を使って、神戸〜高松の航路を1日に4往復運航する。このうち神戸発の2便、高松発の3便が小豆島(香川県小豆郡小豆島町)の坂手港に途中で寄港。神戸〜高松を約4時間(小豆島に寄港する場合は約4時間半)で結ぶ。

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