神栄の4〜9月期、純利益6.4倍 ナッツ類が好調、ホコリセンサー増加も寄与

20211029神栄

【神戸経済ニュース】商社の神栄(3004)が29日に発表した2021年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比6.4倍の2億7300万円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で生産が減少したインドから、輸入元をいち早くベトナムに切り替えたことで供給量が増えてカシューナッツの国内卸売りシェアが拡大するなど、ナッツ類が好調だった。食品関連の増収効果に加え、メーカーであり利益率が高い電子関連ではホコリセンサーの伸びも利益の押し上げに寄与した。

 売上高は1%増の186億円、営業利益は2.4倍の4億700万円。収益認識に関する新会計基準を適用したことで、売上高は7億6500万円押し下げられた。事業分野(セグメント)別の利益は食品関連が2%増の5億8100万円、物資関連が52%増の1億5400万円、電子関連が3.9倍の2億6200万円。繊維関連は原材料価格の上昇で利益率が低下して1100万円の赤字(前年同期は1100万円の利益)になった。

 22年3月期の連結業績予想は、純利益が10%増の5億5000万円になる見通しを維持した。4期連続の無配とする配当計画も据え置いた。

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