9月の兵庫県有効求人倍率、2カ月連続悪化 労働局「厳しい状況」判断継続

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が29日に発表した9月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント低下の0.93倍と2カ月連続で悪化した。兵庫労働局は足元の雇用情勢について、「求職が求人を上回っており、厳しい状況にある」との情勢判断を継続した。加えて「新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」との指摘も維持した。

 有効求人数は前月比0.5%減の8万746件と4カ月ぶりに減少した。有効求職者数は同0.7%増の8万6683件と3カ月連続で増加した。雇用の先行指標とされる新規求人倍率(季節調整値)は1.99倍。前月比0.37ポイント上昇と、3カ月ぶりに前の月に比べ改善した。新規求人数は12.0%増の3万1436件と3カ月ぶりに増加した。就業地別の有効求人倍率は0.01ポイント低下の1.01倍だった。

 原数値でみると新規求人数は前年同月比0.5%減と、7カ月ぶりに減少した。業種別では、製造業が14.6%増、サービス業(他に分類されないもの)が10.3%増、学術研究・専門・技術サービス業が26.1%増など。半面、減少したのは宿泊業・飲食サービス業の8.8%減、医療・福祉の2.2%減、生活関連サービス業・娯楽業の19.0%減などだった。

 全国統計では、厚生労働省が発表した同じ月の有効求人倍率(季節調整値)が前月比0.02ポイント上昇の1.16倍だった。

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