神戸製鋼、アルミ押し出し・鋳鍛製品を値上げ 12月から加工費20%以上

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は29日、アルミ押し出し・鋳鍛製品を値上げすると発表した。自動車部材向け押し出し製品など、すべての製品を対象にロールマージン(加工賃)の20%以上引き上げる。21年12月の出荷分から。原油高など国際商品相場の上昇を背景に、エネルギーや物流などのコストの上昇が続いているため。コスト削減の自助努力だけでは吸収できないと判断した。

 アルミ押し出し製品の値上げは、同製品を含むアルミ圧延品全般の加工賃値上げを打ち出した19年6月以来ほぼ1年半ぶりになる。これまで鋳鍛製品の値上げは個別に交渉して実施してきたが、一斉に値上げするのは最近では例がないという。今後は取引先などに取引先などに順次通知して値上げを浸透させる。

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