斎藤兵庫知事、ワーケーション知事室「11月中旬には」 北播磨など検討

20211028知事会見

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は27日の定例記者会見で、選挙公約に掲げた「ワーケーション知事室」について、調整中としながらも「11月中旬にはやります」との計画を明らかにした。場所は「北播磨などを含めて検討中」という。ワーケーション知事室は、斎藤知事が1泊2日または数日間、県内のいずれかの場所で古民家や旅館などに滞在。日中はテレワークで仕事をして、空き時間や夜などには地域の農林水産業や地場産業を視察。地域の若い世代との意見交換などを想定しているという。

 北播磨が候補地の1つに上がったのは、兵庫県の地場産業である酒造に関係が深い酒米「山田錦」の産地であるほか、神戸市からも比較的近いこともあるという。「最終的に北播磨にならないかもしれないが、さまざまな地域を考えながら(実施場所を)調整中」と話していた。ワーケーション知事室は「大事な公約の施策なので、作り込んでいきたいと思い、丁寧にやっている」と述べ、内容を充実させたい意向を述べた。

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