神戸市5年債、発行利回り0.001%に条件決定 発行額500億円

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【神戸経済ニュース】神戸市は27日、機関投資家向けに発行する5年物の公募地方債「神戸市令和3年度第7回公募公債(5年)」の発行条件を決めた。表面利率は0.001%、発行価格は100円(応募者利回り0.001%)になった。発行額は500億円。11月19日に発行し、償還期限は2026年11月20日。利払い日は毎年5月21日と11月21日。

 4月に発行した前回5年債(応募者利回り0.010%、発行額350億円)に比べ、応募者利回りは0.009%低下した。主幹事は利回り0.001%の1本を仮条件として、前日から投資家の需要調査を開始。そのまま条件決定した。発行額は当初予定した300億円程度としたが増額になった。

 神戸市は中期計画「神戸ビジョン2025」に格付け会社から意見を取得し、非公募債を含めた地方債全額を「神戸市SDGs債」と位置付けて発行している。通年主幹事に三菱UFJモルガン・スタンレー証券(事務)、大和証券、ゴールドマン・サックス証券を指名している。

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