トミーズの「あん食」が第1号に 神姫バス、三宮発の「貨客混載」スタート

20211023トミーズ

【神戸経済ニュース】神姫バス(9083)は22日、同社の三宮バスターミナル(神戸市中央区)からネスタリゾート神戸(三木市)行きの高速路線バスを活用してトミーズ(神戸市東灘区)の「あん食」を運び、神姫バスの三木営業所(三木市)で販売した。高速バスで物品を運ぶ「貨客混載」事業の一環だ。これまで兵庫県内各地の商品を三宮バスターミナルで販売する事業を実施してきたが、逆に神戸の商品を各地で販売する事業にも乗り出した。その第1号が「あん食」になった。(写真は神姫バスの高速バス型車両=同社提供)

 これまで神姫バスは西脇市のカフェ「レ・ボ・プロヴァンス」のフルーツサンド、小野氏の老舗料理店が運営するパン店「イケメン大集合」の高級食パン、南あわじ市の人気カフェ「cafe maaru」のバウムクーヘン、丹波篠山市で地元の特産物を販売する「池田屋茂兵衛」の黒枝豆を、各地から三宮に向かう高速バスに積載。三宮バスターミナルで販売してきた。今回から、逆のルートである三宮発の便も貨客混載に活用する。

 神姫バスの貨客混載事業は、新型コロナウイルスの感染拡大によるバス乗客の減少を受け、新たな収益源になり、現在と異なる許認可が不要のサービスとして開始。一般路線バスでは三田市内でJA兵庫六甲などと連携し、野菜を生産者の元から直売所まで運ぶ手段としてバスを活用するサービスも5月に本格開始した。高速・一般のいずれの路線も好評という。これに続いて三木営業所での「あん食」販売は毎週金曜日に予定。「あん食」以外のパンも順次増やしたい考えだ。

 同社は貨客混載を活用した物品の販売を今後も拡大する方針だ。兵庫県が県内旅行を振興する「ふるさと応援!ひょうごを旅しようキャンペーン」などもあり、当面は乗客数の回復が続く見通しだが、高速バス型の車両は満席でもトランク収納スペースに貨物を搭載できる。加えて中長期的には沿線の人口減少などで、バスの乗客数も減少が予想されることが大きい。「運賃とは別の収益源があれば路線維持の助けになる」(経営企画部)という。

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