川重、ワシントン地下鉄の脱線「現地にて調査に協力」 同社製の車両が事故で

 川崎重工業(7012)と傘下で鉄道車両を製造する川崎車両は19日、米ワシントンで12日に発生した地下鉄車両の脱線事故について、「川崎重工グループは、ワシントン首都圏交通局およびNTSB(米国家運輸安全委員会)からの要請に従い、既に現地にて調査に協力しています」とのコメントを発表した。12日に脱線事故が起きたのは、川重の米現地法人が製造した「7000系車両」だった。

 米国では18日にNTSBが記者会見して、7000系車両では2017年以降に31回、ゲージ検査で不具合がみつかっていたと発表した。このことについて川重は「本不具合の発生原因、及び脱線との関連性も特定されておりません」としている。そのうえで「今後開示すべき事項は判明した場合は、速やかにお知らせいたします」としている。

 米ワシントンの地下鉄を運営しているワシントン首都交通局は、調査を理由に所有車両の6割に相当する「7000系」全車両の使用を一時停止。営業線のダイヤにも影響をしたもよう。米国発の報道などによると、NTSBは川重の車両を使用している他の鉄道事業者に、早急に検査を実施するよう求めたという。

 NTSBの発表などを受けて、19日の東京株式市場で川重株は大幅安。終値は前日比182円安(-6.59%)の2580円だった。一時は2542円まで下落した。

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