神戸市長選 山之内すずさん起用、「10月31日投票」の広報も本格化

20211018選挙広報活動

【神戸経済ニュース】神戸市長選では17日の告示を受けて、31日の投票を促す広報活動も本格化する。神戸市選挙管理委員会は今回の市長選で、イメージキャラクターに神戸市須磨区出身の山之内すずさんを起用。昨年の「ティーンのカリスマ」も今年は20歳になった。新たな大人のフレッシュな印象で、特に投票率が低い若者世代への投票を呼びかける。従来型の広報活動に加え、今回は新たにSNS(交流サイト)を駆使した広報も展開する。(写真はさんちか通路のペナント)

 庁舎の横断幕(横長型)や懸垂幕(縦長型)、ポスターやペナントにのぼり、屋外のバナー掲出といった掲示型の広報に加え、新聞には各紙に「選挙のお知らせ」を折り込む。新聞に折り込む「お知らせ」には投票日と投票場所だけでなく、今回は新型コロナウイルス対策、市長選の記号式投票の周知、市長選とは投票方法が異なる同日実施の他の選挙の説明も掲載するなど、通常2色のところフルカラーで詳しく伝える。

 従来のテレビCMに加えて、LINE、Yahoo、Googleへのディスプレー広告(バナー広告)を実施。テレビを見ない世代にも、積極的に接近する。神戸市選挙管理委員会の公式ツイッターアカウントからも、選挙に関する情報を随時配信する計画だ。新型コロナのワクチン接種会場でも、選挙の日程や投票の重要性などを伝える「啓発活動」を展開する。

 最近の神戸市長選の投票率をみると、市長選単独で実施した2001年や05年、09年、13年は投票率が30%台。今回と同じ衆院選との同日選になった17年は47.58%と上昇したが、半数の50%に届かなかった。今回は告示直前になって選挙の日程が変更になるなど周知期間が短く、選管にとっては厳しい戦いになっている。そうした中でも「衆院選との相乗効果でなんとか投票率を高めたい」(選管事務局の総務担当者)と果敢に挑む構えだ。

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