(動画)神戸市長選 4氏の届け出順をくじで決定、あえて遅れる作戦も



【神戸経済ニュース】31日に投開票する神戸市長選が17日に告示され、午前9時までに5氏が立候補を届け出た。神戸市選挙管理委員会が立候補を受け付けを始める午前8時半には、4陣営が神戸市役所23階の届け出会場に到着。午前8時半までに到着した立候補者は同着として、新聞やテレビで名前が報じられる順番や、ポスター掲示場の位置を決める「届け出順」をくじで抽選して決めた。

 くじ引きは2回実施することが決まっている。まず選管への到着順にくじを引き「くじを引く順番」を決める。そのうえで「届け出順」を決めるくじ引きがある。選管はくじのために10本の棒を用意。先端に番号が書いてあるという「神社のおみくじ」に似た方式だ(動画)。各陣営の担当者や候補者が次々にくじを引いた。1回目のくじは選管への到着順に引く。棒の先に書いてある1〜10の番号のうち、1回目のくじで小さい番号を引いた順に2回目のくじを引く。2回目のくじで小さい番号を引いた順に、立候補の届け出を受け付ける。

 くじで抽選の結果、午前8時半に届け出た候補の届け出順は久元喜造氏、鴇田(ときた)香織氏、岡崎史典氏、中川暢三氏の順に決まった。一方で、酒谷敏生氏はあえて午前8時半の受付開始には遅れ、くじ引きには参加しない「作戦」を採った。酒谷氏は、くじ引きに参加しないことを、あらかじめ選管に伝えていたという。ポスター掲示場で「5」の位置を確保するためとみられる。

 午前9時までに、かねて立候補を表明し、立候補書類の予備審査も受けていた5氏が出そろった。選管は午後5時まで立候補を受け付ける。

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