MORESCOが続落 通期上方修正も原油高「下期利益は減少」を嫌気

20191231神戸株ワッペン

終値 1173円 -44円(-3.62%)


神戸経済ニュース】14日の東京株式市場では、潤滑油や化学品などを製造するMORESCO(5018)が続落した。一時は前日比64円安の1153円まで下落した。前日大引け後に2021年3〜8月期の連結決算を発表。同時に22年2月期の業績予想を上方修正した。今季の連結純利益は前期比3.2倍の16億円になる見通しで、従来予想の12億円から引き上げだ。ただ半期ごとの推移を見ると3〜8月の純利益が13億円だったのに対し、9月〜22年3月は3億円と利益が急減する見通しになったのを嫌気した売りが出た。

 同社によると3〜8月期は自動車生産の回復を背景に、自動車生産に感染する特殊潤滑油や合成潤滑油が伸び、収益を牽引した。ただ目先は半導体不足などを背景に自動車生産が3〜8月期ほど伸びない可能性が浮上している。加えて原油価格の上昇で石油製品の原材料が高騰しているうえ、石油製品でない原材料も需要増による価格上昇が起きているという。同社全体として需要は堅調とみており、原材料価格の上昇は販売価格に転嫁できるとみているが、値上げが浸透するのに時間がかかるため今季収益には逆風になりそうだ。

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