ATAO、事業計画「2けた増収」の目標明記 新ブランド育成などで

【神戸経済ニュース】バッグや財布を企画・販売するスタジオアタオ(ATAO、3550)が13日に開示した文書「事業計画および成長可能性に関する事項」では、経営目標として売上高成長率「年2けた」を目標にすると明記した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて足元の業績は厳しいが、子供向けブランドの積極的な展開に加え、新ブランドの育成なども進め、中期的には継続して年10%超の増収を達成したい考えだ。

 同社は2020年2月期の後半から、子供向けブランドILEMER(イルメール)の広告展開を積極化。テレビCMを投入するなど知名度向上を急ぐ。さらに今期は営業開始から15周年を迎えるのを記念した新ブランド「StrawberryMe(ストロベリーミー)」を発表。9月10日に同ブランドの商品も発売した。主力のバッグや財布などのブランドであるATAOや、IANNE(イアンヌ)に続くブランドを育て、収益拡大をねらう。

 ただ5年後や3年後の売上高や営業利益といった収益目標については開示を見送った。ATAOによると、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた足もとの状況がきわめて不透明であることから、暫定値を開示して修正を重ねることによる投資家の混乱を、回避するねらいがあるという。一方で23年2月期には店舗スタッフによるネット販売への関与を強化し、24年2月期にはイルメールを本格的に海外展開するなどのスケジュールを示した。

 東京証券取引所は現在、東証マザーズと東証ジャスダック・グロースに上場中で、市場区分の再編後に「グロース市場」を選択する会社に対し、中期経営計画に相当する「事業計画及び成長可能性に関する事項」を12月30日までに開示するよう求めている。これに合わせてATAOは今回、同名の文書を開示した。

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