トーホー、9月の売上高11.5%減 2カ月連続で前年比減・緊急事態宣言で

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が発表した9月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比11.5%減になった。2カ月連続で前年同月を下回った。9月は都市部の都道府県を中心に月間を通じて新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されていた。このため飲食店の臨時休業や営業時間短縮で、主力の業務用食品卸売り(DTB)は10.7%減と2カ月連続の前年比減。減少率も前月に比べて拡大するなど苦戦した。

 居酒屋の顧客が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は閉店の影響もあり前年同月比18.4%減。「トーホーストア」の食品スーパー事業は、競争激化などを受けて5.1%減。フードソリューションは8.0%減だった。既存店ベースでは、C&Cが16.9%減、食品スーパーは5.3%減になった。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告