神戸市、女性会社役員を育成する講座で開講式 「悩み共有できる仲間を」

20211005女性役員育成

【神戸経済ニュース】神戸市は4日、同市としては初めて開催した「神戸市女性リーダー育成研修」の開講式と初回の講演会を神戸市男女共同参画センター(神戸市中央区)で開催した。会場には神戸市内に自宅か勤務先がある女性の管理職や役員など26人が出席。さらにテレビ会議システムを通じて2人が参加し、先輩である女性の会社役員の講演を聞いたり、グループに分かれてキャリアをテーマに話しあったりした。

 2022年2月までに今回を含めて7回の講義を受けるが、このうち最初と最後を除く5回はテレビ会議システムを通じて実施する。初回は「ロールモデル(目標になる人)講演会」として、サンスター(大阪府高槻市)の広田聡子執行役員が「女性役員としてのキャリア構築の軌跡とこれから」をテーマに話した。質疑応答では、受講者から部下との距離の取り方や、信用できる相談相手の探し方といった社内では聞きにくい質問もたくさん出ていた。

 講座は関西学院大の大学院・経営戦略研究科(ビジネススクール)が運営。将来会社の経営幹部として活躍する意欲のある女性を対象に、「マーケティング」「財務諸表分析」といった経営者として必要な知識を学び、適切な判断力や意思決定力を身に付けるのが目的だ。女性の再教育向けの大学院で10年を超す実績がある関学大との連携で、女性らが改めて学びの機会を持つきっかけを作る。広田氏も関学大院が開講した講座のOGという。

 プログラムは「こうべ女性活躍プロジェクト」の一環で初めて開催。企業や団体の意思決定層に女性を増やすことで、さらなる女性の社会進出を促すのがねらい。進行役を務めた、キャリア開発や人材育成に詳しい関西学院大非常勤講師の船越伴子氏は「経営に関する知識を得るのと同時に、悩みを共有できる仲間ができるとキャリアを積む上での大きな心の支えになる」と講座の意義を話していた。(写真は質疑応答の様子)

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