家次神商会頭、自民新総裁に岸田氏「コロナ出口戦略の実行を強く望む」

20201103家次神商会頭

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真=資料)は29日、自民が新総裁に岸田文雄氏を選び、同氏が近く首相に就任する見通しになったことについてコメントを発表した。家次氏は「最優先課題は、ウィズコロナのなかでの感染拡大防止と経済活動の両立であることはいうまでもない」と指摘。ワクチン接種が進み、感染者数は減少する足元にあっては「社会経済活動の正常化に向けた出口戦略を着実かつ早期に実行していくことを強く望みたい」と述べた。

 現状については家次氏は「コロナ禍の対応をはじめ、内政・外国とも極めて厳しい舵取りが迫られる」と、不透明感が強い局面であるとの認識を示した。それだけに、新型コロナ感染終息後の日本経済の活性化に向けて「デジタルをはじめとする成長戦略の道筋を確かなものとし、地域の中小企業も含めて、成長と分配の好循環が生み出せるよう、全力で取り組んでもらいたい」と強調。新たな「首相」に力強いリーダーシップを求めた。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告