神戸ポートタワー内のコーヒーとビール、となりのビルで販売 28日から

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 神戸市と、観光地経営団体(DMO)の神戸観光局は27日、神戸ポートタワーに隣接する中突堤中央ビル(神戸市中央区)の1階に新たな待ち合い施設「Pier. N(ピアエヌ)」を開設したと発表した。ギャラリースペースに加えて、改修工事のため閉館した26日までポートタワー2階で営業していた「Soul Drip Coffee」(ソウルドリップコーヒー)が入居して28日から営業する。引き続きコーヒーを販売するほか、ポートタワー1階で販売していた神戸の地ビールも同店で販売する計画だ。

 Soul Drip Coffeeは2020年7月からポートタワーで営業を開始。新店舗(写真)でも産地と、ばい煎の深さを選ぶことができ、さまざまな味わいが楽しめるコーヒーを提供する。ホットコーヒー500円、アイスコーヒー550円。数量限定の水出しコーヒー600円など。コーヒー豆やドリップバッグの販売もある。さらに緊急事態宣言などに伴う措置が緩和されれば「IN THA DOOR BREWING(インザドアブリューイング)」が、すべて神戸産の材料で醸造したビールも提供する予定だ。販売するビールの種類や価格などは今後詰める。

 神戸市によるとPier. Nは、ポートタワーの改修工事で周辺歩道の一部がせまくなることなどから、中突堤中央ビルの1階を、う回路として使用するのを想定して整備したという。ポートタワーの改修工事が2023年度に完了した後は、中突堤中央ビルの解体・新築する予定だ。Pier. Nは暫定的な施設だが、中突堤から遊覧船乗り場の方向を向かう人などが、待ち合わせやトイレ休憩などに使える施設として活用が見込まれるという。

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