川重株が6日ぶり反発、4%超上昇 大型株の需給改善で安心感

20191231神戸株ワッペン

終値 2523円 +99円(+4.09%)


 24日の東京株式市場では川崎重工業(7012)が6営業日ぶりに反発した。一時は前日比108円高の2532円まで上昇した。中国恒大集団の経営不安などを背景に、外国人投資家などがリスク回避を目的として日本株を売る流れた一服。日経平均株価が609円上昇するなど、大型株の需給が改善し、買い安心感が広がった流れに乗った。前営業日の22日まで5日続落し、この間に172円(約6.6%)下落していただけに、値ごろ感も強まっていた。

 川重は22日に関西国際空港で新型コロナウイルスの感染を判定するPCR検査サービスを開始。空港内のクリニックに電話予約が必要だが、検体採取から陰性証明の発行まで最短3時間と、1日かかっていた従来に比べて大幅に短縮した。サービスによる収益獲得に加え、こうした検査の普及やワクチン接種の広がりで航空機の利用が増えれば、航空機エンジンや機体などの民間機向け事業が新型コロナの感染拡大前と同様に稼ぎ頭に復帰するとの期待感にもつながりやすい。

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