「働く女性のチャット健康相談」神戸市でも実証実験 渋谷区との連携第1号
- 2021/09/24
- 02:25
女性の健康課題を解決する技術「フェムテック」のスタートアップであるTRULY(トゥルーリー、東京都渋谷区)が東京都渋谷区と連携して進めている「働く女性向けのチャット健康相談」の実証実験を、神戸市の女性も対象に実施する。40〜50代の女性に特有の健康に関する相談をチャットを通じて女性の医師が応じるほか、セミナー動画などを視聴できる。有料でのサービス展開を想定するが、実証実験の期間中は無料でサービスを提供する。神戸市が発表した。(図はサービスのイメージ=同社提供)
渋谷区と神戸市が連携協定を7月に結んで以来、相互に実証実験の場を提供する第1号の案件だ。渋谷区と神戸市の両方で実証実験することで、より幅広いタイプの働く女性にサービスを体験してもらうことができると判断した。実証実験を通じてサービスの使い勝手を検証するほか、働く女性の健康に関する悩みや課題をより明確にして、今後の環境整備やサービス改善などにつなげる。
サービスは著名な産婦人科医である宋美玄氏(図中の写真)の監修を受けた。生理に関することや性の悩み、更年期のストレスなど病院に行くまでもない悩み、人には言いにくい悩みなど、幅広い相談がチャットでしやすくなると見込む。加えて利用者が見られる動画は、宋美玄氏が仕事に密接に関係する健康課題について解説する。女性ホルモンの不調を理由に女性がキャリアをあきらめることなく、望めば働き続けられる環境を作るのがサービスのねらいだ。
渋谷区と神戸市が連携協定を7月に結んで以来、相互に実証実験の場を提供する第1号の案件だ。渋谷区と神戸市の両方で実証実験することで、より幅広いタイプの働く女性にサービスを体験してもらうことができると判断した。実証実験を通じてサービスの使い勝手を検証するほか、働く女性の健康に関する悩みや課題をより明確にして、今後の環境整備やサービス改善などにつなげる。
サービスは著名な産婦人科医である宋美玄氏(図中の写真)の監修を受けた。生理に関することや性の悩み、更年期のストレスなど病院に行くまでもない悩み、人には言いにくい悩みなど、幅広い相談がチャットでしやすくなると見込む。加えて利用者が見られる動画は、宋美玄氏が仕事に密接に関係する健康課題について解説する。女性ホルモンの不調を理由に女性がキャリアをあきらめることなく、望めば働き続けられる環境を作るのがサービスのねらいだ。
募集する実証実験への参加者は、40〜50代の働く女性の先着40人。関連アンケートに回答する男性20人も募集する。応募期間は30日までで、応募には神戸市が提供するスマートフォン向け健康管理アプリ「MY CONDITION KOBE」への登録が必要だ。10月1〜31日にアンケート記入後、順次サービスを提供。11月1〜7日に事後アンケートを実施する。経産省の「フェムテック等サポートサービス実証事業」にも採択された事業だ。
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