神戸市長、ワクチン3回目「準備スタートできるよう庁内で議論」ツイッターで

 神戸市の久元喜造市長は17日夕方にツイッターを通じて、新型コロナウイルスのワクチンについて「3回目の接種について国からまだ連絡はありませんが、いつでも準備がスタートできるよう庁内で議論を始めています」と述べ、すでに3回目のワクチン接種に向けて動き始めたことを明らかにした。東京発の各種報道によると厚労省は17日、新型コロナのワクチンについて、イスラエルなど海外では先行した3回目接種を認めることを決めたという。

 久元氏は「ワクチン接種は順調に進み、10月中には希望する市民の(2回目の)接種がほぼ終わる見込み」との見通しも示した。厚労省は2回目と3回目の間隔を8カ月以上にする方向とあって、集団接種会場や、大規模接種会場、ワクチンを低温輸送する供給網などは、現在ほど使用されない局面が出てくるとみられる。ただ、接種に向けた体制を解体し、再び構築するとなれば大きな労力が伴う可能性も高く、神戸市は難しい判断を迫られそうだ。

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