JR西日本株は軟調な値動き 「三ノ宮駅ビル25年以降に開業」の報道

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午前10時30分 5082円 -43円(-0.84%)

 17日午前の東京株式市場ではJR西日本(9021)が反落。一時は前日比81円安の5044円まで下落と、軟調な値動きで推移している。発行済み株式数が最大27.5%増加する公募増資を発表したのを受けて、2日に大幅に下落して以来、戻りの鈍い展開が続いている。値ごろ感を意識した買いが入っても、需給悪化や1株利益の希薄化などを嫌気した売りが頭を押さえる地合いだ。

 17日付の神戸新聞朝刊は、JR西日本が建て替えを計画している三ノ宮駅ビル(神戸市中央区)について「高さ約160メートルの高層ビルとなる」「開業は2025年の大阪・関西万博後になる見込み」などと報じたが、株価に目立った反応は出ていない。JR西日本の広報担当者は神戸経済ニュースに対し「現時点で決まった事実はない」と話した。三ノ宮駅ビルについては「引き続きコロナ禍を受けた需要への影響をさまざまに検討している」という。

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