8月の神戸港、輸出入総額は前年比27.8%増 7カ月連続で前年比増

20210917貿易統計

 神戸税関が17日に発表した8月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比27.8%増の7774億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で物流が停滞した昨年との比較では、7カ月連続で前年同月を上回った。米国向けに建設用・鉱山用機械の輸出が伸びるなど、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種したことで、経済活動を再開する動きに呼応した。

 輸出額は前年同月比27.5%増の4714億円だった。米国向けや中国向けが増えた無機化合物は49.6%増の220億円と、月間の輸出額としては過去最高になった。加えて中国向け、米国向けにプラスチックが増え、23.2%増の360億円と8月としては過去最高の輸出額を記録した。地域別では米国向けが42.6%増の788億円と、欧州連合(EU)向けが54.3%増の573億円と大幅に増加した。

 輸入額は28.2%増の3059億円と、8月としては過去最高。中国からの「衣類および同付属品」の輸入が増えて43.8%増の253億円、輸送用機器は2.8倍の102億円だった。地域別では中国からの輸入が40.6%増の871億円、EUからが23.0%増の670億円と、いずれも8月としては過去最高になった。    

 8月の平均為替レートは1ドル=109円89銭と、前年同月に比べ3円70銭の円安・ドル高だった。全国の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月比0.1%上昇の5.6%になった。

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