真珠輸出の協議会、初の展示販売会を開催 海外販路の維持・拡大ねらう

20210916真珠輸出展示会

 海外販路拡大をめざす神戸真珠輸出促進協議会(神戸市中央区)は16日、初の展示販売会を神戸市内で開催した。協議会に加盟する10社がそれぞれ得意な分野の商品を会場に持ち込み、来場者に品質の良さなどをアピールした。国内在住で主として海外向けに真珠を輸出する業者などを招待した。日本に滞在して自身が抱える海外の顧客向けに宝飾品を販売するソーシャルバイヤー(代理購入者)らも参加し、会場からライブ配信を実施。実物を手に取りながらスマートフォンの画面の向こう側にいる、中国などの顧客に購入を呼びかけた。(写真はライブ配信を準備するソーシャルバイヤー)

 同協議会は、世界の宝飾品取引の中心が香港に集まったことで途絶えていた、神戸から欧州や米国への直接の販路を復活させようと、神戸の真珠卸売り会社などが設立。2018年度から仏パリや米ニューヨークの展示会に出店し、販路開拓に手応えを得ていた。だが20年初春からの新型コロナウイルスの感染拡大が影響して、世界で真珠の流通が減少していた。今回の展示会を機に高級志向の高まりを背景に中国で拡大しつつある日本産アコヤ真珠などの需要に応え、市場を活性化する。

 もともと欧米への販路復活を目的に設立した協議会だが、足元では新型コロナの影響で香港での宝飾品の見本市も中止が続く。中国を中心としたアジアへの販路も途切れがちになった現在では、アジア向けの販路維持も「協議会の役割だと考えている」と、会長の尾川議顕・水木真珠代表取締役は話す。尾川氏は「こうした展示会は今後も継続して、欧米なども自由に行き来できるようになるまで販路を維持、拡大していきたい」と話していた。

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