斎藤兵庫知事・久元神戸市長・三木谷楽天会長が連携確認 若者向けワクチン接種で

20210915県市楽記者会見

 兵庫県の斉藤元彦市長、神戸市の久元喜造市長、楽天グループ(4755)の三木谷浩史会長兼社長は15日夕方、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で記者会見し、感染者が増加している16〜39歳といった若年層向け新型コロナウイルスのワクチン接種について、連携して取り組んでいることを改めて確認した。斎藤知事と久元市長が記者会見で同席するのは、8月の斎藤氏の就任以来初めて。三木谷会長は東京からテレビ会議システムを通じて記者会見に出席した。(写真は左から久元氏、斎藤氏、三木谷氏=ノエビアスタジアム神戸の記者会見室にて)

 兵庫県は「eー県民制度」を活用して若者のワクチン接種の促進に取り組むことを前日に発表。県内在住または在学で18歳以上の大学生、短大生、専門学校生など約15万人を対象に、「ワクチン2回接種」「eー県民への会員登録」と2つの条件を満たせば2000円相当のポイントを付ける。楽天ポイントと、ネット商店街の「楽天市場」に開設した兵庫県の物産販売サイト「ひょうごマニア」で使えるポイントを組み合わせる。尼崎市と姫路市の県が設置する大規模接種会場で、若者優先枠を設置することも発表した。

 神戸市は楽天との包括連携協定などをもとに、ノエビアスタジアム神戸を大規模接種会場として活用。楽天グループが会場運営を担当しており、1日に約7000回の接種が可能という、国内でも最大規模の接種会場になっている。20日からは16〜39歳の優先接種枠、11歳以下の子供との同居者の優先接種枠をノエビアスタジアム神戸に設定することなども決まっている。久元氏は「若者向けの取り組みについてノエスタから発信できるのを、ありがたく思う」と話した。

 三木谷氏は、ワクチン接種を普及させることが「唯一の経済再興への道」と述べ、神戸市と大規模接種会場の運営に取り組んできた意義を強調した。そのうえで兵庫県によるポイント付与の取り組みが「若者のワクチン接種の起爆剤になれば」と期待を語った。楽天グループでは、兵庫・神戸でノウハウを得た一連の取り組みを、各地の自治体の求めに応じて全国展開したい考えだ。

 ワクチンを2回接種した全国の16〜39歳の中から希望者を抽選で、ノエビアスタジアム神戸か、ユニバー記念競技場(神戸市須磨区)で開催するサッカーJ1ヴィッセル神戸の試合に招待する計画も三木谷氏は示した。緊急事態宣言などによる観客の入場規制を実施しているため、招待できる試合や募集人数などは現時点で決まっていないという。ただ「若者への接種を促進する意味でも、できるだけ多くの方に来ていただけるようにしたい」と話していた。

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