石原ケミ、今期純利益26%増に上方修正 5Gなど需要で増配幅も実質拡大

20210915石原ケミ修正

 ハンダめっき液大手の石原ケミカル(4462)は15日、2022年3月期の連結最終損益が前期比26%増の19億円になりそうだと発表した。すでに過去最高益を見込んでいた従来予想の15億円から、さらに増益幅が拡大する。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとしたテレワークによるパソコン需要の増加や、高速通信規格「5G」の基地局増設によるサーバーの増加で、同社の金属表面処理剤への需要が想定以上に膨らんだ。このため売上高が想定以上に伸びたのが上方修正の主因だ。

 売上高は11%増の188億円、営業利益は35%増の23億円を見込む。従来予想は186億円、20億円だった。売上高も従来予想で過去最高だったが、さらに伸びる見通し。新型コロナの影響が長引いていることもあり、出張旅費などの一般管理費が想定を下回って推移しているのも寄与する。

 加えて配当も上積みし、増配幅が拡大する。同社は9月末の1株を2株に分割する予定だが、分割前の1株に換算すると年50円配を計画。従来の配当計画との比較では実質4円を積み増し、前期比で7円の実質増配になる。中間配は25円(従来予定は23円)、分割後の期末配は12円50銭(従来予定は11円50銭)とした。純利益見通しの上方修正を受けて、株主への利益配分も増やす。

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