トーホー、8月の売上高8.2%減 2カ月ぶり前年比減・緊急事態宣言などで

 トーホー(8142)が発表した8月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比8.2%減になった。2カ月ぶりに前年同月を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言で、飲食店の営業時間短縮や臨時休業が相次いだ影響が表れた。主力の業務用食品卸売り(DTB)は6.7%減と6カ月ぶりに前年比減と苦戦した。

 居酒屋の顧客が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、19.8%減。「トーホーストア」の食品スーパー事業は、競争激化などを受けて4.8%減。フードソリューションは前年同月に需要が落ち込んだ反動などで14.2%増だった。既存店ベースでは、C&Cが18.3%減、食品スーパーは5.0%減になった。

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