FDA、10月に再び大幅減便を実施 神戸〜高知は運休・松本は2往復維持

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 地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)は8日、10月1〜30日に大幅減便する運航予定を発表した。神戸空港の発着便では神戸〜高知を運休するほか、神戸〜青森、神戸〜花巻はいずれも期間中の運航が3日にとどめる。繁忙期の7月から8月中旬までは通常ダイヤで全便を運航したが、航空需要の低迷を受けて10月1〜30日は同社全体でも半数以上の便を減便する計画とした。(写真は神戸空港から出発するFDA機=資料)

 新型コロナウイルスのワクチン接種は進んでいるが、依然として個人旅行は自粛の動きが広がっており、ビジネス需要の少ない地方路線は需要が低迷が目立っている。このためFDAは団体の予約が入っている便などを残して減便し、損失の拡大などを防ぐ構えだ。期間中に神戸〜青森は10月1日、7日、19日のみ運航。神戸〜花巻は10月3日、9日、21日のみ運航する。

 一方で、松本〜神戸便は1日に2往復を維持する。底堅い需要があるほか、鉄道に比べた優位性が大きいことから、利便性を強調してさらなるビジネス需要の獲得をめざす。8月27日から松本空港が運用時間を拡大したのを受けて、同日からFDAは松本〜神戸便を1日2往復に増便していた。

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