モロゾフの2〜7月期、最終黒字1.45億円 廃棄ロス減で原価率改善

20210903モロゾフ決算

 洋菓子大手のモロゾフ(2217)が4日に発表した2021年2〜7月期の単独決算は、最終損益が1億4500万円の黒字(前年同期は1億9500万円の赤字)になった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国を対象にした1回目の緊急事態宣言が発令された前年4〜5月に、販売が大きく落ち込んだ反動で増収になった。さらに計画的な生産で廃棄ロスが減少し、売上高に対する売上原価の比率(売上原価率)が改善したのも寄与した。

 売上高は前年同期比6%増の122億円、営業損益は5億4800万円の黒字(前年同期は1億3400万円の赤字)だった。売上原価率は51.3%と、前年同期の53.7%から大幅に低下した。前年同期は帰省みやげなどで販売を計画していた商品などに大幅な廃棄ロスが発生。今期は新型コロナの影響を見越した生産で廃棄ロスも減り、売上原価率の改善につながった。喫茶・レストラン事業も引き続き厳しかった。

 テレビ会議システムを通じて記者会見した山口信二社長は、売上原価率について「通期では51%台後半と、前期(52.8%)に比べて1.0ポイント程度の低下を見込んでいる」との見通しを示した。ただ生産の抑制は稼働率低下につながることもあり、20年1月期(51.6%)と同水準までの低下は想定していない。

 22年1月期の単独純利益は前期比62%増の5億7000万円になる見通し。同社は8月27日に2022年1月期の業績予想を上方修正していた。売上高は2%増の262億円、営業利益は65%増の12億円を見込む。

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