時価総額の上位銘柄が大幅高 シスメックス7%超上昇、菅首相が退陣表明

20191231神戸株ワッペン

・シスメックス(6869) 終値 1万3735円 +975円(+7.64%)
・神戸鋼(5406)    終値    719円  +31円(+4.51%)
・川重(7012)     終値   2440円  +96円(+4.10%)

 3日の東京株式相場は大幅に上昇した。日経平均株価は前日比584円60銭高(+2.05%)の2万9128円11銭と、6月16日(2万9291円)以来、およそ2カ月半ぶりの高値で終えた。東証昼休み時間中の正午前に、菅義偉首相が9月29日の自民党総裁選に出馬しない意向だと伝わると、日経平均先物などが先駆して上昇。後場に入ると発行済み株式数や時価総額が大きい銘柄を中心に、上げ幅を急速に拡大した。

 神戸市に本社を置く会社の株価も軒並み上昇。最も値上がり率が大きかったのは、神戸市で時価総額が最も大きい医療用検査機器のシスメックス(6869)だった。同社株の終値は前日比975円高(+7.64%)の1万3735円だった。一時は1万3765円と値上がり幅は1000円を超え、7月26日付けた従来の上場来高値(1万3610円)をあっさり更新した。同社株は神戸市で唯一、時価総額が1兆円を超す。

 このほか神戸製鋼所(5406)の値上がり率が4.51%、株式交換によって同社が完全子会社化する予定の神鋼環境ソリューション(6299)が6.01%上昇と、上げが目立った。川崎重工(7012)も4.10%上昇と上げが目立っていた。神戸鋼と川重は日経平均の採用銘柄で、相場全体の動きに連動しやすい。日経平均が2%超上昇するなかで、出遅れ感のある景気敏感株として上げに弾みが付いたとみられる。
 
 米株式市場ではハイテク株の好調などで、米ナスダック総合株価指数は連日で過去最高値を更新。多くの機関投資家が運用の基準(ベンチマーク)として採用するS&P500種株価指数も連日で過去最高値の展開だ。こうした動きに比べて日本株には出遅れ感がある、との指摘はかねて多かった。菅首相は午後に首相官邸で記者団を前に改めて退陣を表明。これをきっかけした日本株の上昇は、当面継続する可能性もある。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告