トーホー、今期最終損益トントンに下方修正 飲食店の影響が長引き増収幅減で

20210903トーホー修正

 業務用食品卸売りが主力のトーホー(8142)は3日、2022年1月期の連結最終損益がトントン(前期は35億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想である1億円の黒字から下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が想定よりも長引き、2〜7月の連結売上高が会社予想を5%強下回るなど苦戦。8月以降も厳しい情勢が継続する見通しになったため。雇用調整助成金の特別措置が延長されたことで補助金収入が増えることや、保有有価証券の売却では補えない見通しだ。

 売上高は前期比2%増の1900億円、営業損益は5億円の赤字(前期は31億円の赤字)を見込む。従来予想は売上高が2000億円、営業損益が6億円の黒字から一転の赤字見通しになった。従来予想では新型コロナのワクチン接種が進展することで、飲食店などへの影響が上期をめどに一定の落ち着きを取り戻すと想定していた。だが上期の影響は想定よりも大きかったうえ、10月ごろまでは現在と同様の影響が続くことを前提に業績予想を見直したとしている。

 同時にトーホーは21年2〜7月期の連結最終損益が8億円の赤字(前年同期26億円の赤字)になったようだと発表した。従来予想は11億円の赤字だったが、雇用調整助成金の特別措置が延長されたことなどで赤字幅が縮小したという。ただ売上高は前期比2%増の895億円、営業損益は11億円の赤字(前年同期は28億円の赤字)と、従来予想(946億円、10億円の赤字)から悪化した。

 トーホーは9日に21年2〜7月期決算発表を予定する。

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