真珠輸出の協議会、国内で初の展示販売会 新型コロナでも海外販売継続ねらう

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 欧米を中心に真珠の海外販路開拓をめざす神戸真珠輸出促進協議会(神戸市中央区)は16日に、国内で初めての展示販売会を神戸市内で開催する。国内在住で主として海外向けに真珠を輸出する業者などが、新たな製品や半製品の実物を手に取りながら購入できる機会を設定。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて主要な展示会の中止が相次ぐ中でも、海外向けに真珠の販売を継続するのがねらい。(写真は真珠の半製品=資料)

 同協議会は、世界の宝飾品取引の中心が香港に集まったことで途絶えていた、神戸から欧州や米国への直接の販路を復活させようと、神戸の真珠卸売り会社などが2017年に設立。18年度には仏パリで開かれた宝飾品の展示会、19年度には米ニューヨークでの展示会に出店し、販路開拓に手応えを得ていた。だが、20年以降は新型コロナの影響で展示会自体が中止に。海外渡航にも制約があり、活動しにくくなっていた。

 だが世界的にみて日本は真珠の主要な産地で、欧米でもアジアでも富裕層などに日本の真珠は一定の需要がある。このため輸出業者のほか、日本に滞在して自身が抱える海外のの顧客向けに宝飾品を販売するソーシャルバイヤー(代理購入者)らを通じ、海外市場向けに真珠の供給を続ける考えだ。出品者は協議会に参加する10社で、真珠の半製品や加工済みのアクセサリーなどを出品する。

 神戸市内のホテルを会場に開催する予定で、見込み顧客にはすでに案内状を発送した。展示会の開催にあたってはマスク着用や手指消毒、換気などの感染対策を徹底。入場者数が収容人数の50%を超えた場合には入場制限を実施して密集を回避するため、顧客向けの待機室も用意する。もっとも同協議会では、緊急事態宣言の延長が懸念される中で、どの程度の来場者があるかは事前に想定しづらいとみている。

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