ライフサイエンス分野で将来のCOO育成講座、今年も開講 神戸医療産業都市

20210825LS経営者育成

 神戸市と神戸医療産業都市推進機構(神戸市中央区)は25日、医療機器や最先端医療といったライフサイエンス分野で起業するスタートアップの経営者を育成する講座を、今年は10月6日に開設すると発表した。受講者の募集も始めた。国の補助金申請を模擬体験するほか、資本政策や知的財産戦略などスタートアップ経営者に必要な知識を身につける。スタートアップのCOO(最高経営責任者)やCFO(最高財務責任者)などを目指す人向けで、受講料は無料。(写真は昨年の講座の様子=神戸市提供)

 同様の講座を最初に開設したのは2019年度で、今回は3回目。ライフサイエンス分野では、優れた技術があっても経営の巧拙に左右されて世に出ず、埋もれてしまう技術も少なくないという。背景には、経営に専門の知識があり、ライフサイエンスにも土地勘がある人材が少ないということがある。こうした人材を育てることで、研究者らが生み出したシーズ(技術の種)をできるだけ多く開花させたい考えだ。

 講座ではライフサイエン分野の経営に必要な視点をベンチャーキャピタルなどが講義するほか、神戸大の教授陣が指導する経営に関する演習、補助金の給付機関である科学技術振興機構(JST)や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による補助金獲得に向けたプレゼンテーションの指導などを予定する。10月から月に2回ペースで22年3月9日まで11回の講義を計画している。

 これまで学生から大手製薬会社の会社員まで幅広い層の受講があり、実際にスタートアップ企業に就職した例もあるという。主な受講資格は「ライフサイエンス分野のスタートアップで経営者を目指す」「神戸市内で起業の可能性がある」の2点だ。専用サイトからエントリーシートをダウンロードして、指定のアドレスに送ることで申し込む。定員は15人程度としており、応募者が多数の場合は書類審査とオンライン面接を実施する。

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