斎藤兵庫知事「ちょっと早いかな?」 飲食店などワクチン接種者の優遇で

20210821知事会

 兵庫県の斎藤元彦知事(写真)は20日午後のテレビ会議で開いた全国知事会出席後に報道機関の取材に応じ、新型コロナウイルスのワクチン接種者に対して割り引きする飲食店や、特典を付ける旅行商品が出始めていることについて問われ、「あくまで民間の営業活動の判断だが」と断ったうえで「ちょっと、いまは早いかな、という気もする」との印象を語った。

 斎藤知事は「いまはまだ緊急事態宣言で、みんなで(感染を)抑えていこうという中、国からも2回接種した人であればこうだ、という方針も出ていない」と指摘。ワクチンの供給量も十分とはいえず、事情があって接種を受けられない人もいる。「そういった方については、どうするのだろう」と話していた。

 ただ、2回のワクチン接種を終えた高齢者が増え、普段の生活を再開させたいとの声も高まりつつある。そうした「需要」を察知したとすれば、民間の会社や店舗がワクチン接種者を対象とした営業活動を、競争相手よりも早く始めなくてはならないと考えるのは経済活動としては常識的だ。

 ワクチン接種者を対象にした経済活動は、いわば「コロナ後」を先取りする動きともいえる。そんな動きが出始める中での感染拡大、4回目の緊急事態宣言だけに「やはり国に(緊急事態宣言や感染拡大局面からの)出口戦略を示してほしい」と斎藤氏は強調していた。

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