神戸市の対応一覧 地下鉄の終電繰り上げなど・20日から新型コロナ緊急事態宣言

20210820久元市長

 神戸市は20日に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で、政府が兵庫県に4回目の緊急事態宣言を発令したのを受け、期間である9月12日までの対応方針を決めた。学校では感染に「警戒度」を高めながら教育活動を継続する。一方で、前回の緊急事態宣言の発令時と同様に、神戸市営地下鉄(西神・山手線)での平日の終電の約30分繰り上げる。国や兵庫県の対応方針にしたがい、施設の利用制限などを強化した形だ。会議では久元喜造市長(写真)が「全市で一丸となって感染拡大防止に取り組んでほしい」などと幹部職員に指示した。

▽市立学校園 8月20日〜9月12日
・警戒度をこれまでより高めて感染防止対策のさらなる徹底
・学校行事等の延期・中止や学習活動の実施方法を一層工夫する
 (修学旅行、運動会・体育大会、保護者が参観する授業参観などは延期・中止、中学の部活動は原則休止など)
・感染等で登校できない児童生徒や感染不安等で投稿が困難な児童生徒にはオンライン授業等を実施
・児童生徒や教職員の登校園前・出勤前の検温や健康観察、手洗い、教室等の換気、給食および昼食時の感染防止対策など、感染拡大防止の取り組みを引き続き徹底
・感染者が発生した学校園は、必要に応じて自宅待機やPCR検査を実施するなどで、保健所と連携しながらさらなる感染拡大を防ぐ

▽市有施設の対応 8月20日〜9月12日
・神戸文化ホール、神戸国際会議場、神戸国際会館等のイベント開催時は午後9時まで開館
・その他の市有施設は午後8時まで、既予約分も午後8時以降の利用自粛要請
・人数管理、人数制限、誘導等の入場者の整理を兵庫県・国の方針に基づき対応する
・都市公園等で園内での飲酒は禁止(飲食店内を除く)
・施設利用で人数上限の目安は5000人
・施設利用で収容率の目安は50%

▽イベント等 8月20日〜9月12日
・集まる人数上限の目安は5000人、収容率の目安は50%で午後9時までに終了
・業種別ガイドライン等に即した感染防止策や、兵庫県・国の方針に基づく人数管理、人数制限、誘導等の入場者の整理
・参加者が1000人を超すイベントは開催要件や感染対策などについて兵庫県に必ず相談するよう主催者に求める

▽神戸市営地下鉄・神戸市バス
(現行の対応)
 ◯市営地下鉄(西神・山手線および海岸線)
 ・平日・土曜祝日午後10時以降のダイヤを概ね2割程度減便
 ◯市バス
 ・主要系統(2、7、16、36、64、92系統)の土日祝日の運行本数を、4月1日のダイヤ改正前に比べて約2割減便
 ・六甲ケーブル下行き、摩耶ケーブル下行きの急行便を運休
(8月23日から追加)
 ◯市営地下鉄(西神・山手線)
 ・平日の終電を約30分繰り上げ(前回の緊急事態宣言期間中と同じダイヤ)

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