兵庫県、ワクチン接種で「楽天ポイント付与」検討 若年層の接種促進で

20210819知事会見

 兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は18日に新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制の強化について記者会見し、足元で感染が増えている若年層にワクチン接種を促す目的で「ポイント付与」などのインセンティブ(報奨)を検討していることを明らかにした。接種を受けた若者には、兵庫県が展開している「ひょうごe-県民制度」を通じて楽天ポイントを付与することなどが検討対象という。効果的にポイント付与ができるかなども含め、詳しい方法などは今後詰める。

 「e-県民制度」は首都圏など兵庫県外に流出した元兵庫県民に向けて、兵庫県の情報を届けることなどを目的に2019年に開始。「e-県民証」である専用のICカードやアプリから電子マネー「Edy」を使って県産品などが優待価格で購入できるうえ、楽天ポイントが貯められる仕組みになっている。これを活用すれば、新たな仕組みを構築せずにポイント付与などが可能とあって、検討対象になったもよう。

 ただ、若年層がワクチン接種を避ける理由の1つには、ネット上の誤情報があるとされる。いわば接種をこわがる気持ちはポイント付与で乗り越えられるのか、との質問に斎藤知事は「そこはバランスが必要だ。面倒だからやりたくない、という人はポイントで興味を持つだろう」という。報奨に加えて、誤った情報をただす情報提供の「両方が必要だと思っている」と話していた。

 兵庫県はこの日、医療体制を強化する施策の柱として、保健所を増員すると発表。派遣会社を活用した事務員の増員、兵庫県看護協会の保健師バンクを活用した保健師の増員、本庁職員の応援派遣で合計100人を増員する。このほか患者を搬送する体制の強化、病床数・宿泊療養施設の拡大、「抗体カクテル療法」など新たな治療法への取り組みなどを説明した。

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