上場企業の4〜9月期決算発表、28・31日がピーク 円高の影響など注目
- 2016/10/23
- 21:57
東京証券取引所がまとめた上場企業の決算発表予定によると、2016年4〜9月期決算発表のピークは28日と31日になる見通しだ。神戸市内に本社を置く企業でも28日に川崎重工業やさくらケー・シー・エス、31日に神戸製鋼所やフジッコなどが発表を予定する。神戸市内に本社を置く上場企業で時価総額首位のシスメックスは11月9日に発表する予定だ。市内企業の発表予定は表の通り。
川重は9月30日に2017年3月期の連結純利益が64%減の165億円と急減する見通しを発表。円高の影響で採算が悪化、受注の減少などが深刻で、造船業からの撤退も視野に今後の方針を検討することも合わせて示していた。国内では個人消費の不振が続いているうえ、円高を受けた為替差損などを計上する会社も相次ぐとみられる。輸出企業は17年3月期通期の業績予想を下方修正するか引き続き注目だ。
同様に1〜9月期の決算発表も相次ぐ。11月4日にアシックス、7日に住友ゴムなどが発表する予定だ。
川重は9月30日に2017年3月期の連結純利益が64%減の165億円と急減する見通しを発表。円高の影響で採算が悪化、受注の減少などが深刻で、造船業からの撤退も視野に今後の方針を検討することも合わせて示していた。国内では個人消費の不振が続いているうえ、円高を受けた為替差損などを計上する会社も相次ぐとみられる。輸出企業は17年3月期通期の業績予想を下方修正するか引き続き注目だ。
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